



先日の農薬規制の生みの親的存在のレイチェル・カーソン女史の記事に続いて、この中で触れた「ポジティブ・リスト制度」という今年5月末から開始された農産物への残存農薬規制に関する法令が与える影響について書いてみます。
この農薬規制に関する新法令については既にご存知の方も多いと思いますが、この新規制は従来の「ネガティブ・リスト制度」に変わるものとして制定されたもので、以下が概要です。
1) 農薬、飼料添加物及び動物用医薬品のうち、人の健康を損なうおそれのない物として定められた65物質以外は全て規制の対象となります。
2) 規制の対象となる農薬、飼料添加物及び動物用医薬品のうち、残留基準が設定されていない部分は、全て一律基準が適用されます。(ただし、残留基準のない抗生物質・合成抗菌剤は含有しては ならないとされています。)
3) 規制の対象となる農薬、飼料添加物及び動物用医薬品には、その物質が化学的に変化して生成 した物質を含みます。ただし、化学的に変化する前の農薬等の成分の毒性と、同一性・類似性を失っているものまでは規制しません。
4) 農産物、畜水産物以外の加工食品も全て規制の対象となります。
5) 一部の加工食品には残留基準が設定されました。それ以外の加工食品には基本的に一律基準が
適用されることになりますが、ただし、規格に適合する原材料を使用して製造された加工食品は規格 違反にならないものと定めています。
6) 平成18年5月29日以降に流通する生鮮食品は規制の対象となります。
7) 加工食品については、国産品、輸入品に限らず、平成18年5月29日以降に製造加工が終了したものを規制の対象とします。
国内の食関連業界では、既に3年前からこの新制度の予告がなされていたことから、業界ではその対策が進められていたようで、大きな混乱もなく新制度に即した生産行為が実施されてきたと考えられます。
しかし、私自身が感じる食環境への影響として以下2点があるよう思います。
・ 最近は養殖魚が少なくなってきた(抗生物質で病気予防をする養殖が一般的)
・ 中国産農産物(葉もの野菜とシイタケなど)がめっきり少なくなった
特に中国から日本へ輸入する農産物がこの数年目だって増加し、今回の処置ではその3分1相当が影響を受けるとみられているが、昨年度の中国から日本への農産物輸出総額は80億ドルに上り、6300社余りの中国企業と1600万人の農民がこれにかかわっているというから驚くべき数字になっていることをあらためて思い知らされました。
ちなみに、日本の農業従事者は平成16年度で農業就業人口は362万2千人なので、いかに中国の労働
環境への影響も大きいかがわかろうというものです。
このためもあって、現在中国ではこの取り組みにやっきになっているようです。
また、中国の茶葉も農薬汚染に浸されてきて、このことが原因でその産地全体が数十年にわたり利用
できないほどになっているという実態があるとの話を関係者から聞いたことがあります。
これは日本の飲料メーカーによる栽培の結果ということで、今まで「健康飲料」として考えられていたもの
の実態はひどいものだっというわけです。
EUも茶葉の農薬規制が95年に厳しくなり、中国輸出が8割減となったそうでもあります。
また、残留農薬規制は食品だけでなく、非食品に対する影響面でも各種の指導処置がとられているようで、その代表がドリフト(飛散)防止に対するものです。
例えば、公園や森林の農薬散布などがありますが、これらについても各種の対策が取られているようですが、あくまでも農産物に影響がないようにするためのものです。
しかし、日本ではゴルフ場の農薬問題が大きな課題であり、大量の農薬散布が行われていることが問題だと私は考えています。
日本は人件費が高く、そのために人手で草刈をするということができず、農薬に頼ることになります。
ゴルフ場の地下に浸透した大量の農薬が、やがて農地や川に流れて、長時間化かかって海洋汚染に大きな影響をもたらすという問題があります。
今回のポジティブ制度で、農産物はこの汚染チェックを受けることになりますが、生鮮魚介類についてはいちいちチェックができないこともあり、これをどう考えるかという問題があります。
ロング


シニアなりたてのホヤホヤ・オヤジさんこと通称ロング。知りたがりの性格で今回のアンチエイジングもその一つ。

犬と猫と植物をめでながらIT社会の安心、安全の研究にいそしむ毎日。今年は ウォーキングと薬膳でアンチエイジング。

アメリカでローフードを学び帰国、 日本文化にも興味があり、食と日本文化の知識を深めています。 今年は特に野菜と茶道に注力中!

第40代ミス東京、ラジオパーソナリティー、シンガーソングライタ
ーと多彩な才能の持ち主。呼吸法を鋭意研究中。
スペシャリストを目指します。

フィットネスアドバイザーとして、全国を飛び回っています。心身共に健康となる、様々なライフスタイルの提案をしています!

自宅で仕事と主婦業をこなす。グリーンツーリズムで食のアンチエイジングに出会う。

20代も後半。体力と若さある30代を迎えられるよう日々頑張っています。最近の ブームはフラダンス。

日本のネットビジネスの草分け。アンチエイジングの世界でのネット活用をめざす団塊世代。
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